現在では様々な家庭用ゲームがあり、ソフトも多様化しています。

ゲームの種類も時代とともに変わってきており、はっきりとした分類は難しいです。 GAMEソフトのジャンルはいったいどのようにして複雑化していったのか、見ていきましょう。

世界初の家庭用ゲーム機は?

プレイステーション4

世界初と言われている家庭用ゲーム機は、1972年に発売されたアメリカのオデッセイです。

今のゲーム機に比べると非常に原始的な構造で、十字キーも無ければジョイスティックもありません。 テニスのような対戦ができるのですが、スコア計算もできませんでした。 だから、スコアの計算はプレイヤー自らが行います。 ですから現在のゲームで言えば、ごく単純なスポーツ物のようなものといえるでしょう。

それからPONG、テレビテニスなど次々と家庭用ゲーム機が発売されます。 遊び方の種類も増えてきて、レースや迷路、そしてシューティングも登場します。

1970年代後半から急激に進化

家庭用ゲーム機が急激に進化し始めるのは、1970年代後半に入ってからです。

ゲーム機自体の記憶性能がよくなり、ひとつの機械でいくつもの種類のゲームを楽しめるようになってきました。 カートリッジ交換型や1台で複数のゲームが内蔵されているものなど、種類も増えてきます。 今では世界的なGAMEメーカーの任天堂も、1977年に15種類のゲームが内蔵されている「テレビゲーム15」を発売させます。

1978年以降になると次々とカートリッジ交換型のゲーム機が増えてきて、これによって遊べるソフトの種類も増えてきました。 この頃から多くのデータを必要とするロールプレイングゲームも登場します。 コントローラーも扱いやすいものへと進化し、レバーを動かして操作ができるジョイスティックも当り前の存在になってきました。

ゲームジャンルが融合、種類も多様化

80年代はファミコン、90年代はスーパーファミコン、プレイステーションと続々と代表的なゲーム機が発売されます。

画像のグラフィックも進化し、ジャンルも非常に複雑化してくるようになりました。 単にボールを打ち返して楽しむだけだったスポーツ物も、選手を育てる機能が付くなどシミュレーションの要素がプラスされたゲームもあります。

また、ロールプレイングの戦闘にパズル要素を盛り込むなど、違うゲームが融合して新しいジャンルが生まれています。 このように、ゲームのジャンルは次々と進化を遂げています。

今後のゲーム機の動向

今後のゲーム機の方向性は単なるゲームで遊ぶだけの道具ではなく、家電のコントロールユニットとしての機能が盛り込まれてくるものと予想されます。 テレビで気軽にインターネットを楽しんだり、TVの番組チャンネルや電源の制御までも出来る様になってくるでしょう。

現にマイクロソフトが販売しているXbox Oneでは、これらの機能が盛り込まれています。 各ゲーム機開発メーカーは、家電コントロールユニットとして一家に一台は設置されることを狙っているようです。

ゲームパソコンに関して最新動向を知りたい場合には、ゲームパソコン【最強おすすめゲーミングPC】が参考になります。 大手BTOゲームパソコンメーカーの最新機種をチェックすることができます。

性能はゲーム向けに作られたパソコンの方が圧倒的に高性能です。 家庭向けである汎用ゲーム機のメリットは、価格の安さと取り扱いの容易さです。 基本的にソフトはCDやカートリッジなので、ゲームをするためにソフトをインストールするという手間が汎用ゲーム機の場合はありません。 ゲーミングパソコンは様々なPCメーカーが発売をしており、個々のメーカー内であっても多くの機種が存在します。 そのため、1つのゲームをインストールした場合、中には相性や動作推奨環境の条件を満たさないために正常に動作しないこともあります。 その点、汎用ゲーム機であればハード性能は多少の個体差はあるけど、同じと言ってよいものです。 ですので、ゲームソフトを買ったけど上手く動かなかったという心配をする必要はありません。 そういった意味で、気軽にGAMEを楽しみたいなら操作や取り扱いが簡単な家庭用の汎用ゲーム機の方が優れていると言えます。

●ゲームパソコンの生い立ち
今の若者は、物ごころついた頃には既に世の中にゲームパソコンと言う物が存在をしていたと思います。 ですが、今から30年ぐらい前はゲーム用途に特化したゲームパソコンと言う物はありませんでした。 日本で最初にパソコンの頭脳とも言えるCPUを搭載した商品はワンボードマイコンでした。 ワンボードマイコンはゲーム目的で作られたわけではなく、CPUを制御するためのプログラミング言語を勉強するための商品でした。 要は、学習教材だったのです。 ですので、ワンボードマイコン用のゲームは市販されていませんでした。 だから、もしゲームをしたいなら自分でプログラムを組んで自作しなければなりませんでした。 その頃と、今のゲームパソコン事情とでは、ゲームをするためのハードルがまったく異なります。 今は、無料で出来るフリーのゲームもネット上で沢山公開されていますので、ゲームパソコンさえあれば、かなりレベルの高いゲームを楽しむことが出来ます。 今、ゲームパソコンで遊んでいる方は、恵まれた環境だという事にはなかなか気づかないとは思いますが。 当然のことながら今主流となっているオンラインゲームは、ネットの回線スピードが遅かった為、昔は存在すらしていませんでした。 [追記]